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2020年10月6日
瞬く間に: 5年目を迎えて

Niantic

5年前、2015年の10月、34人のGoogle社員と私はGoogleの快適な生活を捨て、ほとんどの人が「うまくいけば素晴らしいけれど、成功する見込みはうすそうだ」と考えるようなものを作るために、何とかなると信じて未知へと踏み出しました。すべての始まりのあまりのシンプルさに微笑まずにはいられませんでした。

ブライアント ストリート 2番地 220号 にある、小さくて見栄えの悪い新しいオフィスの擦り切れたカーペットの上に座り、シリコンバレーの怪しげなスタートアップのために Wifi ネットワークを設定する人を待っていたことを覚えています。 私は何百枚ものIngressの「エージェント」カードを壁に貼るのを手伝いました。古いイケアのオフィス家具を値切って使ったり、引っ越しの箱を運んだり、汚れた皿をみんなで交代で片付けたりしました。

この危険なスタートアップを始めてわずか3週間で、自分が妊娠していることを知りました。会議やメールの合間に、ひどいつわりと何とかつきあいながら、クラッカーを袋からそのまま食べ、働くママとしての生活がどんなものかを想像し始めました。

最初の数ヶ月は、 『Pokémon GO』を開発しながら、『Ingress』を成長させ、持続可能で、強く、思いやりのある会社を作る方法を考えたりしていました。220号室は、机がぎっしり詰まった広いスペースで、小さな会議室が2つしかありませんでした。私たちは、少しのスペースを確保するために、よく外で「ウォーキングミーティング」をしていました。そして毎週金曜日には、愛情込めて「ジャービス」(『Ingress』の登場人物にちなんで命名)と名付けられた会議室にぎゅうぎゅうに集まり、その週の進捗状況について話し合いました。

2016年の春、『Pokémon GO』の発売が近づくにつれ、会議室「ジャービス」はますます混雑してきました。皆を詰め込むために、会社の会議の前に会議室の椅子をすべて撤去する習慣がついてしまいました。その時の会議室の熱気は忘れられません。扇風機が私の方を向くのが待ち遠しかった。

また、長い一週間の仕事の終わりに、多くの良い仲間等と会議室で立ちながら感じた家族のような感覚も忘れられません。2016年の6月までには、ほとんどの社員がオフィスで長い時間を過ごした後、夕方に家族の元へ帰り、夕食と子供の就寝時間が終わった後に再びオンラインになっていました。

妊娠38週目、赤ちゃんのために購入していた新しいロッキングチェアに座り、『Pokémon GO』のマーケティングメールを立ち上げる準備をしていたことを鮮明に覚えています。もう深夜になろうとしていて、赤ちゃん用の部屋の柔らかい照明が私を眠りに誘うなか、プロダクト担当副社長のケイとメールの統合についてオンラインでチャットをしていました。早朝にさしかかると、寝室の窓に映る、とても大きなお腹を抱えて働き続けている自分がちらっと見えました。私は、赤ちゃんとこれからの仕事の両方の興奮に、押しつぶされそうでした。

Niantic

長く待つ必要はありませんでした! 『Pokémon GO』の提供が始まった2日後に第一子が誕生しました。ゲームが落ちないように管理しようとみんな大慌てで必死に作業している中、社員全員に届く niantic-all に娘の誕生をみなに知らせるメールを送りました。

病院から帰宅した私は、サンフランシスコの家の前の階段に座って、生まれたばかりの赤ちゃんを抱きしめながら、『Pokémon GO』のトレーナーが通り過ぎるのを見ていました。歩き回れるようになってからは、ベビーカーで近所を散歩すると、そこは『Pokémon GO』で溢れかえっていました。

それから数年の間に、子供に良い影響を与えたという親の声や、ゲームの場所を利用して売り上げを伸ばした企業、患者のモチベーションを高めるためにゲームを利用している病院など、多くの方々からの声を聞くことができました。

産休が明け、仕事に戻ろうとしていた時、いくつかの発見が私を驚かせました。ペースは変わりましたが、変化を起こそうとしている本物の会社であることに変わりはありませんでした。そして私にとって最も重要なことは、子育てをする親のニーズに信じられないほど柔軟に対応してくれる会社に出会えたことです。私は毎日、「母乳の搾乳キット」を片手に、赤ちゃんの世話のために急いで帰宅していました。

ある日、チームの打ち上げディナーが計画されていました。当時の上司であるCMOのマイク・クィグリーは、私が赤ちゃんを見ていなければならないので来られないことを知り、赤ちゃんも夕食に招待しようと特別な努力をしてくれました。私が疲れているのを察知した彼は、夕食のテーブルのすぐそばで娘を揺らして寝かしつけてくれました。

Niantic Turns 5
Niantic Turns 5

何年にもわたって、今は4歳になった我が子をオフィスに何度も連れてきました。時には遊びに、時には娘の預かり先に困ったときに。その後次女が産まれ、シングルマザーになってからも、Nianticではいつも子供達を歓迎してくれていると感じています。仕事とキャリアを拡大し続け、子育てとキャリアの両方の能力を伸ばしてこれたのは、仕事(work) と人生 (life) のを両立させるという理想へのNianticの取組のおかげです。

Niantic

– イェニー ソルヘイム、ソーシャル・インパクト

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