ご存知のように、NianticはモバイルのAR(拡張現実)ゲームを通して、様々なAR体験を提供することに注力しています。来年、超高速5Gネットワークと5Gに互換性のあるデバイスが始まり、拡大していくことで、新しい機会も広がります。5Gネットワーク共有環境では、複数のプレイヤーがリアルタイムに同時に楽しむことができるAR体験や、永続性、コンピュータビジョンによる物体の位置の理解(オクルージョン)などの面からも、現実とデジタルの世界の橋渡し役としてのNianticのビジョンをより加速してくれると考えています。
このような最先端の機能は Niantic Real World Platform の一部でもあり、5Gの低レイテンシー(例:5Gの1 ミリセカンド vs. 4Gの50ミリセカンド^)と処理能力(例:5Gの最大50GB/msec vs. 4Gの20MB/msec)を最大限に引き出し、ユーザーにシームレスな体験を提供するために役立ちます。
このビジョンを追求するため、この10月、スケーラブルなエンドユーザー体験を提供できるように、Deutsche Telekom(MobiledgeX Edge Servers および 5Gネットワークを含む)とのパートナーシップを結びました。また、ロンドンでは、先月、GSMAのAR/VRフォーラムをサポートすることを発表しました。MEC(モバイルエッジコンピューティング)を含む5GクラウドベースのARサービスの統一されたAPIの配信と展開を加速するために、すべての関係者が、業界規模のこのイニシアチブに協力することを勧めています。また、NianticはOpen Edge Initiativeとカーネギーメロン大学にも参加していますので、こちらの続報もお楽しみに。
このようなひとつひとつが積み重なることが、よりその世界観に入り込める、エキサイティングでおもしろいゲーム体験を提供することにつながると考えています。Nianticは皆さんがほかの方々と一緒に冒険を体験できる機会をお届けすることを考え続けてきました。5Gネットワークとそれが使えるデバイスが広がることで、世界中の方々に、もっと速くて快適な冒険体験をお届けできるようになります。
^https://5g.co.uk/guides/4g-versus-5g-what-will-the-next-generation-bring/
—Omar Téllez, VP of Growth