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2022年11月15日
Ingressが10周年を迎えました

リアル・ワールド・ゲームを先駆けた『Ingress』を提供してから10周年という重要なマイルストーンを迎えることができました。これもひとえに影となり日向となり、Ingressを支えてくださったエージェントの皆さんのおかげです。どうもありがとうございます。

Ingressは現実の地球を舞台に、緑のエンライテンドと青のレジスタンスのチームが世界各地に実在する建造物などのポータルを取り合い、自分のチームのポータル同士をリンクして三角形をつくることで、チームの得点を獲得するゲームです。

10周年の記念すべきフェーズ1として、先週の土曜日にロサンゼルスでアノマリーイベント「Epiphany Dawn LA(エピファニードーン)」を開催しました。Epiphany Dawnは11月18日からフェーズ2となり、12月10日に横浜で開催されるフェーズ3へ、そして、両陣営にとって未知の「ダークXM」ポータルが登場するアップデートへと繋がっていきます。

このアップデートの一環として、エージェントの皆さんがよりIngressの世界を体験し、ストーリーに関与いただけるようになる予定です。対環境 (PvE) のゲームプレイを取り入れることで、「エンライテンド」が勝ってパンドラの箱を開いてポータルの向こう側を覗き込むことになるのか、「レジスタンス」が勝って人類を守るために多次元ポータルを閉じたままにするのか、エージェントの皆さんによって物語が進みます。

10年間のIngressハイライト

  • Nianticの原点の大きな一部:2012年11月に発売されたIngressは、Nianticが2015年に独立する数年前、まだNiantic LabsというGoogleの一部だったときに作られました。

  • 最初のライブ、グローバルイベントは2013年10月:Ingressのエージェントが一堂に集うイベントは2013年に始まりました。そして今、NianticはIngressのライブイベントを再導入し、ロサンゼルスを皮切りに、12月10日に日本の横浜に向かいます。

  • 世界中のコミュニティとつくる体験:毎日の生活で歩かない方角や他の都市を訪れておいしいものに出会ったり、相手陣営に負けない大きな三角形をつくるために海外まで行ったり、それを破壊するために現地のエージェントに連絡をしたり、他のエージェントの命を救うために腎臓を提供したり、「レッドファクション」と呼ばれる赤十字の献血活動をサポートしたり、Ingressを通して人生のパートナーに出会ったりなどなど、Ingressの大きな魅力はエージェントの方々が現実世界で作る物語にあります。

  • Nianticの基礎: Nianticが提供するゲームの基礎はIngressのエージェントの皆さんが作ってくださいました。位置情報タグが付いた写真にテキストを添えて提供くださったものがIngressのポータルとなり、それが『Pokémon GO』のマップの基礎となり、さらにはNiantic WayfarerのWaySpotとなっています。

  • さまざまな技術:Ingressでは、空間オーディオ、Lightship Visual Positioning System、ARスキャンなどの利用が模索されています。また、https://nianticlabs.com/news/sony-partnership/ もご参照ください。

エージェントの次なる課題

Epiphany Dawn のフェーズ1は終了しましたが、10周年をよりお楽しみいただけるよう、以下をご用意しています。

  • 12月10日(土)横浜にてEpiphany Dawnのライブイベントを開催

  • 新しくゲームに参加する方々をサポートするオンボーディングシステム

  • PvEと陣営に関する追加情報の提供

10年間、たくさん歩いて一緒に地球を守っていただき、本当にありがとうございました。これからも末長くご一緒いただけますように。

エージェントの皆さんと横浜でお目にかかれることを楽しみにしています!

Ingressチーム一同


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